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当院の呼吸器内科は、胸部、生化学所見、呼吸機能、検査等、場合によって胸部(他院)等を用いて、診断、西洋医学的にはっきりさせる。
治療は最新の西洋医学的治療に加えて漢方薬を積極的に使用していく点にあります。
漢方薬と聞くと疑問に思われる方もいるかと思いますが、漢方薬は、元々感冒、気管支炎、胃腸炎等の感染症から発展してきたものであり、抗生物質もない時代から漢方薬だけで病気を治してきた実績があります。それ故に過去2000年続いてきたのであります。
感染症をとっても抗生物質はあくまで細菌に対して有効であり、ウイルスに対しては無効です。
漢方薬は特に自己の免疫能力を上げることによって、細菌、ウイルスどちらも適切であれば非常に有効です。
逆に漢方薬を併用した方が、病気治療に関しては西洋薬だけより、はるかに効果的です。
特に呼吸器疾患は漢方薬のエキス製剤が豊富にあります。これを利用すべきだと考えています。
当院は漢方薬を専門的に日々使用しており、効果も、はっきり実感しています。
例えば喉が詰まり気味で乾燥しており、痰が粘って出しづらく、咳が続く。
検査しても異常がない場合。
西洋医学では適切な薬はありませんが、漢方ではそれにあった漢方があり、治療は簡単です。
あるいは感冒にかかり微熱、寒気、寝汗が続き、なかなか風邪が治りきらない。
これも漢方を併用すれば治療は簡単です。
もしこじれた呼吸器症状で困った場合、一度当院にご相談して下さい。
禁煙は、現在経口薬が主流です。以前は、ニコチン入りテープの貼り薬でしたが、禁断症状があり、成功率はそれほど高くありませんでした。
経口薬は、頭の中枢に直接働きかけるため、禁煙するという意志力さえあれば比較的容易に禁煙できます。
経済的にはもちろん、肺気腫、肺癌等の肺疾患のみならず、喫煙が動脈硬化やあらゆる癌の誘因になることを考えれば禁煙したほうが、絶対お勧めです。
期間は3か月程度です。成功率は高いです。
問題は、禁煙成功しても、なにかのキッカケで再度喫煙することです。
しかしそれも再度禁煙すればいいことです。
発作性の咳、喘鳴、呼吸困難を繰り返す疾患で、慢性的な炎症が気道に起こり、気道の過敏性が亢進することが原因の病気であります。
その症状の特徴として
鑑別疾患として、咳喘息、百日咳等があります。
治療:ステロイド吸入、気管支拡張剤の吸入等。
1か月以上の慢性的な空咳が続く。喘息と同じ様の夜間から明け方にかけて咳が強く起こります。
その症状の特徴として
咳喘息は、喘息の前段階であり、約3割の人が喘息に移行すると言われています。
予防 風邪等の感染症、タバコ等の刺激物質、気温の変化、ストレス、アルコール等に注意。
治療:ステロイド吸入、気管支拡張剤等。
従来は、乳幼児の病気でしたが、最近ではむしろ年長児、大人の方が多くなっています。
典型的な症状は
以上の特徴的な症状があるのですが、年長児、大人の場合必ずしもハッキリしません。ただ原因不明に2週以上咳が続く場合は疑われます。
診断は、PT抗体(百日咳抗体)の採血となります。
予防は、百日咳菌が飛沫感染、接触感染ですので、感染者との接触を避けて、マスク、うがい、手洗いの実行です。
治療はマクロライド系抗生物質が第一選択となります。
幼児から成人まで幅広くかかりますが、特に学童期、成人期に多くみられます。
季節は冬を中心に1年中罹患の可能性があります。
症状の特徴として
診断は、咽頭ぬぐい液でマイコプラズマ抗原を調べる方法と、 血液でマイコプラズマ抗体価を調べる方法があります。
予防は、マイコプラズマ菌が飛沫感染、接触感染ですので、感染者との接触を避けて、マスク、うがい、手洗の実行です。
治療:マクロライド系抗生物質が第一選択となります。
現在マクロライドに対する耐性菌が増えており反応が悪い場合、テトラサイクリン系抗生物質 またはニューキノロン系抗菌薬の投与となります。
肺結核は、結核菌が肺内に入って起こる感染症です。
結核菌は人の体内でのみ 増殖し、主に肺内で炎症を起こします。肺結核が怖いのは、そのまま放置しておくと、肺が徐々に破壊されていくということです。
戦前は日本人の死亡原因の第一位を占めていました。
肺結核の症状、以下の感冒様症状が2週間以上つづきます。
原因、結核菌は空気感染なので、活動性肺結核の患者さんからの咳やくしゃみからの飛沫(しわぶき)中の菌が空気中を漂い、その空気を人が吸入することによって感染します。
しかし感染しても発病するのは10~20%です。
治療: 現在日本では、3~4類の抗結核薬を6か月服用します。
発病して排菌がある間は入院となります。
発病しても排菌していない場合は、 人に感染の恐れがないので通院治療可となります。
肺は大部分が、肺胞という酸素と二酸化炭素を交換する組織から出来ています。
肺気腫は、タバコなどの有害物質を長期に吸入した結果、肺に慢性炎症が起き、 この大事な肺胞という組織が徐々に壊れていく病気です(COPD)。
従って症状として
診断は胸部XPや胸部CTです。肺胞が破壊され、息を吐き切ることが出来ず、肺が過膨張になる結果、肺は大きく膨らみ、横隔膜も圧迫されて平になってきます。
もう一つはスパイロメーターという器具を用いて行う呼吸機能検査です。この場合、特に息を吐きだす呼気機能の低下が特徴的です。
原因の90%以上は、タバコです。タバコを長期間、たくさん喫ってた人ほどかかりやすくなります。
従って治療として、第一はまず禁煙です。喫煙は肺気腫を進行させますので 禁煙は絶対条件です。
もし自分で禁煙出来ないならば禁煙治療を受けて下さい。
治療:次は抗コリン薬を始めとする気管支拡張薬、ステロイド吸入薬の吸入です。
進行した場合は、在宅酸素療法の適応となります。
COPDとは、タバコ等の有害物質を長期間吸入することによって生じる 肺の慢性炎症の病気です。主に肺胞系の破壊が進行して生じる肺気腫型と、 主に気道病変が進行して生じる慢性気管支炎型があります。
症状は
進行すると、体重減少、食欲不振、手足の筋肉量の低下、呼気時の口すぼみ呼吸等が出現します。 診断、原因、治療等は肺気腫で述べたことと全く同じです。
肺は、ガス交換(酸素と二酸化炭素)に関与する肺胞という部分と、肺胞の壁の間質(毛細血管が流れ肺胞構造を支える梁にあたる部分)と言われる部分の2つの構造からなっています。
間質性肺炎は、この間質部分に慢性の炎症が続き、肺の膨らみが悪くなっていく病気です。(次第に肺胞壁に肺線維組織が増えて硬くなり、このことから別名で肺線維症とも呼ばれています。)
症状は
原因は、多くが加齢、喫煙、生活環境等が関与していますが、はっきりした原因が不明の特発性間質性肺炎です。
その他関節リュウマチ等の膠原病、カビや鳥が原因の過敏性肺炎、塵肺、薬剤等があります。
診断は、原因の探索に加えて、肺が硬くなってくるので、聴診器で、特に背側肺下部でパチパチという音の聴取。(捻髪音)
その他胸部XP、胸部CT、血液検査で炎症を調べるCRP、線維化の活動度を調べるKL6等の検査が行われます
治療は、禁煙に加えて、原因が特定できる場合は、原因の除去。
急性期には、ステロイド剤等が使われますが、慢性期には、現在有効な治療があまりない為、対処療法が主となります。
当院は、以下の3つの特徴があります。
食道 | 胸やけ、逆流性食道炎、食道のつまり |
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胃・十二指腸 | 胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ピロリ菌除菌 |
その他 | 胃の痛み、嘔気、もたれ感、膨満感、 灼熱感等の胃部不快感 |
胃腸炎、過敏性腸症(IBS)、各種大腸炎(潰瘍性大腸炎等)、便秘、下痢、腹痛、腹部膨満感、痔 | |
その他 | 残便感、難治性下痢、原因不明の腹痛、 肛門脱、肛門周囲痛、仙骨痛、痔瘻 |
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肝胆膵 | 脂肪肝等の肝機能障害、胆石、慢性胆嚢炎、胆のうジスキネジ、膵機能障害、慢性膵炎 |
緊張型頭痛とは、頭痛の中最も多い頭痛であり、症状は頭から後頭部にかけての締め付けられる痛みで、一般に姿勢、枕、精神的ストレスやパソコン、携帯メール等が原因と言われています。
しかし本当の原因は、経験からいうと直接的には、首の後ろの頸椎上部の後頭神経が近く走る後頭直筋、頭斜筋に圧迫されて、痛みを生じているのが原因です。
これは自分で首の後ろの項部上部の左右を押して、筋肉の緊張と圧迫があることから簡単に診断できます。普通は右と左、どちらかが強いのが一般的です。
問題は、その原因が上記の理由よりも足関節のズレが本当の原因であることが多いです。
何故なら人間の土台に当たる足関節の異常は、仙骨~腰椎~脊髄管を緊張させそれが神経を圧迫して原因となっているからです。
従って治療は、まず土台にあたる、足関節を治療するのが根本治療になるわけです。
特に長年、緊張型頭痛で悩ませている方は、必要だと考えます。
ただ残念ながら、足関節のズレはわずかであり、レントゲンでは全くわかりません。
しかし慣れていると、触診の微妙なタッチから、ハッキリとわかります。
治すことによって、実際の治療効果を自分で実感されます。
頭痛で長年悩ませている方は、一度当院受診をお奨めいたします。
頭痛・片頭痛 | |
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大脳・小脳・脳幹:麻痺、中枢性言語障害、中枢性めまい、中枢性歩行障害、記憶障害 | |
脳神経、 末梢性神経 |
手足のしびれ感、顔面神経麻痺、三叉神経痛 眼瞼下垂、その他の神経麻痺 |
筋 | 体のあちこちの痙攣、筋肉のつり、眼瞼痙攣、手足の痙攣、手足の筋肉に力が入らない |
自律神経 | 手足のほてり、多汗症、寝汗、微熱が続く、冷え性等 |
健忘症 | |
認知症 |
頭の片側や両側がズキズキと痛み、吐き気を伴うような頭痛が一定の期間をおいて繰り返します。
月に1~2回、多いときには週に2~3回発作的に強い頭痛が起こります。
脈打つような痛みで、体を動かすと痛みがひどくなり、嘔吐をともなったり、音や光に敏感になります。
20~40代の女性に極めて多く見られるのが特徴です。
中国の長い歴史の中で漢方・鍼灸等、現代医学で完治しなかった病も治ることがあります。
片頭痛は、漢方の考え方で言う「気(生命エネルギー)」が正しく巡らず、逆行している「気逆」という状態であると考えられています。
そのために気の巡りを漢方薬を用いて、症状を緩和していきます。
漢方薬が処方される際は、頭痛だけでなく、冷えや胃腸虚弱、肩や首のこりなど他の症状も考慮されるため、頭痛以外の不調も改善することができます。
認知症とは、さまざまな原因で脳の神経細胞が破壊・減少し、日常生活が正常に送れない状態になることをいいます。
認知症にはさまざまな種類があり、脳にあるアミロイドβやタウと呼ばれる特殊なタンパク質が蓄積されることで起こる「アルツハイマー型認知症(通称アルツハイマー)」は中でも最も患者数が多い病気です。
アルツハイマー型認知症とは、もの忘れから気付くことが多く、今まで日常生活でできたことが少しずつできなくなっていきます。
新しいことが記憶できない、思い出せない、時間や場所がわからなくなるなどが特徴的です。
また、物盗られ妄想や徘徊などの症状が出ることがあります。
ベータたんぱくやタウたんぱくという異常なたんぱく質が脳にたまって神経細胞が死んでしまい、脳が萎縮して(縮んで)しまいます。
記憶を担っている海馬という部分から萎縮が始まり、だんだんと脳全体に広がります。
必要に応じて他院に紹介となります。 検査は希望に沿って行っています。
主要成分 フェルラ酸 米ぬか、小麦、コーヒー、ピーナッツなど食品に広く存在するポリフェノールの一種です。
フェルガード®で使用しているフェルラ酸は米ぬかから抽出された植物由来のもので極めて安全性の高い成分です。
フェルラ酸は、βーアミロイドの毒素を分解する「ペルオキシダーゼ」という酵素(体内の化学反応を助ける物質)を活性化させます。
さらに、フェルラ酸には脳の神経細胞の死滅を防ぎ、正常な状態に保つという働きもあります。
うつ、不安、パニック、強迫性障害その他の多くのネガティブな思いは、性格をベースに胎教、出産時、生まれてからの様々な思いが、潜在意識にたまり、表面意識に発症したものと 考えられます。
通常の薬物療法は、あくまで浅い表面意識に働きかけるのみであり、潜在意識の、深い思いの層まで変化できません。
従いまして、多くの場合、対処療法であることが現状です。
当院では、通常の薬物療法、漢方、針等に加えて、必要に応じて“気”を用いて、潜在意識のネガティブな層に、直接働きかけて、クリーニングを行い、薬物の減量あるいは根治療法を目指しています。
現在心が重い、スッキリしない、不安だ、何らかのこだわりが取れないショックなことを引きずっている等々がありましたら一度当院にご相談下さい。
糖尿病、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、甲状腺疾患等 | |
腎臓 | 腎不全、蛋白尿 |
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頸~項部 | 寝違い(頸椎捻挫)、頸項部痛(ストレートネック、頸椎ヘルニア、頚髄症等)、後縦靭帯骨化症、首下がり |
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肩 | 50肩、肩こり、肩の痛み、肩の挙上不能 |
上肢 | 上肢の痛みと違和感、肘痛(テニス肘、野球肘)、手関節、手掌、手背、手指の痛みとしびれ、腱鞘炎、ばね指、へバーデン結節等 |
背部 | 背部の痛みと違和感 |
腰部 | ギックリ腰(腰椎捻挫)、こじれた腰痛、殿部痛、坐骨神経痛、圧迫骨折等 |
股関節、 膝関節 |
股関節痛、膝関節痛 |
下肢 | 下肢の痛み、しびれ、違和感。足背、足底、足趾の痛み、しびれ等 |
その他 | (1)転倒、打撲、骨折等の痛みと後遺症 (2) 注射、点滴、針、手術後の後遺症で部位の痛みが続く |
黄斑変性症、結膜下出血(白目部分の出血)、眼底出血、目の奥の痛み、眼精疲労(パソコン等による)等 |
当院皮膚科は西洋医学だけでなく、漢方(錠剤・粉)を多く用いており、通常の皮膚疾患に 加えて西洋医学には治療が必ずしも簡単でない、以下の疾患でも充分コントロールが可能であります。
もし、難治でなかなか治らない場合は一度ご相談下さい。